ロンドン地下鉄(その3)…2008年夏
2014-05-06


海野弘編
『モダン都市文学\ 異国都市物語』
平凡社、1991年

喜多壮一郎「倫敦風景」
 倫敦くらいに大都市の郊外らしいのをもつ大都市は世界では稀少だ。その郊外も、冬が霧と灰色の空とで埋められた陰惨な冬季であるだけに、倫敦の郊外の早春はともあれ、晩春、初夏、初秋の麗しさ美しさは想い出すにもなつかしい。


   忙しい仕事の日程を見ながら、ぎりぎり旅程を組む。ロンドンは2回目の訪問。ポンド高、物価高でロンドンの地下鉄の初乗りが1,000円という話を聞いていて、どうしたものかと思っていた。しかし、1日乗車券を購入すると、意外と割安の移動ができる。
   原油高騰のあおりを受けて、飛行機代のサーチャージに9万円くらい払っていたので、現地で交通費がかさむのはかなわないなと危惧していた。しかし、地下鉄が最良の移動手段だ。ホテルも地下鉄の駅に近いし、利用しない手はない。

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