ジョホールバル旅情(その15)…1998年夏
2015-01-08


松本清張著 『熱い絹』(松本清張全集58)
文藝春秋、1995年 

   タイの隣国マレーシアを植民地としてきた英国の陸軍少佐は、その情報を認めた。 


   帰りにバスでシンガポールに戻る。出国手続きをして、バス乗り場で料金を払えばいいと思った。行き先はシンガポールなのだから、シンガポールドルでも払えると思ったら、ダメだそうだ。確かに、ここはマレーシアなのだから、こっちの通貨で払うのが当然だろう。
   いったん出国手続きをしてしまったのだが、そこを出て、両替所を探して、マレーシアの通貨を確保した。それから、また出国の手続きのところに戻ってきたが、問題にはならなかった。帰る際に、声をかけてくる人たちがいたので、何かと思ったが、彼らこそが両替屋だった。ここに立ち寄る必要があったのだ。

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