アーサー・C・クラーク&スティーヴン・バクスター著、冬川亘訳
『過ぎ去りし日々の光(上)』
2000年、ハヤカワ文庫SF
シアトルの繁華街へでも、オーストラリアのブリスベーンへでも、あるいはケンタウルス座α星のとある惑星へでも。
アメリカ合衆国のワシントン州・シアトルに出張で来ていた。ウルグアイ・ラウンドに次ぐ新しいラウンドの立ち上げに向けて国際会議が開催されていた。2、3日前に出張を命じられていたので、あまり状況も把握できないままに、現地に来ることになった。
早い時間にホテルに着いたので、部屋でちょっと休んでいた。大規模なデモが予定されていると聞いていた。窓から外を眺めていると、デモ隊が路上に繰り出していた。かなりの人数が集まっている。
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