越智道雄/百々佑利子監訳
『現代オーストラリア短編小説集 (下)』
評論社、1983年
ロス・デーヴィ著、越智道雄訳
<燃えつきた雲塊>
なにかの海生生物からとれたじゃりじゃりしたものが大洋にこぼれだしている。
これもアボリジニに関する展示だろうか。人形だかが埋め込まれているものはちょっと不気味な感じがする。世界の中で、民俗色豊かな物にはそういうものが少なくない。ニュージーランドも訪問したことがあるが、そちらはマオリで有名である。もうそろそろ博物館の見学も終わりである。雨がぽつぽつ降っていたので、やんでいることを祈る。
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