海の向こうの思い出
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ブラチスラヴァからウィーンまでドナウを下る(その1)…2016年夏
2018-02-20
赤川次郎著
『青きドナウの吸血鬼』
集英社文庫、2015年
<青きドナウの吸血鬼>
「そう!あの人がね、ヨーロッパへ連れてってくれるって」
ブラチスラヴァからウィーンまでバスで戻ろうとしたが、満員で乗せてもらえない。ほかの手段で帰るしかない。鉄道を利用する手もあるが、駅も近くでないし、面倒くさそうだ。ドナウ川を航行する船を使うしかない。どこで買っていいのかも最初はわからなかった。何とか船のチケットをとることができた。
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