エジンバラのフェテス・コレッジ(その3)…2008年夏
2011-05-13


イアン・ランキン著、延原泰子他訳
『蹲る骨』
2001年、早川書房

 世界を売る?リーバスは自分すらも売れそうもなかった。
 しかし、それがエジンバラなのだ。よそよそしくて、われ関せずで、隣に住む人とおしゃべりすらしない。そんなところである。



 夏休みなので、キャンパスは閑散としている。ハリーポッターの魔法学校のモデルといわれるが、確かに映画で見たシーンを想起させるようなキャンパスだ。一方で、この魔法学校のモデルではないというとらえ方もある。どちらにしても、フェテス・コレッジは由緒ある素晴らしい学校であることには違いない。
 
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 学校全体が美しい都市公園のようだ。緑が贅沢なほど使われている。日本の小学校のように、生徒全員の名前があって、その朝顔が植えてあるような場所はない。キャンパス全体に品があり、シンプルな印象。
 
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 たまたまラグビーの練習が行われていた。戦死した卒業生を慰霊する記念碑もある。授業料は年間数百万円とのこと。授業料が高ければすべて良しというわけでもないだろうが、それなりに高い教育は期待できるだろう。いずれにしても、庶民の子供はとても入学できないだろう。

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