クレアモントのカレッジ群(その2)…1983年夏
2011-07-29


ピーター・F・ドラッカー著、牧野洋訳・解説
『知の巨人 ドラッカー自伝』
2009年、日経ビジネス人文庫

 私は現在、米カリフォルニア州の地方都市クレアモントに住んでいる。ドラッカー氏の「第二の故郷」である。日本経済新聞の「私の履歴書」用に同氏にインタビューするため、2004年と2005年に二度にわたってクレアモントを訪問したことがある。その当時、ここに住むことになるとはつゆ思わなかった。



  クレアモントには幾つかのカレッジがあり、このキャンパスでレクチャーを受け、宿舎に寝泊りした。夏真っ盛りだったが、地中海性気候のせいか木陰は涼しいし、夜になると気温がぐんと下る。噴水の水がますます涼しさを感じさせる。

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 ここはポモナカレッジのキャンパス。この建築物はBridges Auditorium。日本人の中にはポモナカレッジの名を知らない人も多いが。しかし、アメリカではポモナと聞けば、最難関のカレッジで、その授業内容もしっかりしていることは有名であある。クレアモントはこうしたカレッジ群やクレアモント研究所がある大学・研究都市である。ロスアンジェルス郊外にあるこの小さな街は、勉強したり、研究したりするには最適の環境だ。大学都市ではあるが、オックスフォードのような規模ではない。ポモナも含めてクレアモントのカレッジは全て小さいが、 教官と学生が膝を突き合わせて勉学をするには恵まれた場所といえる。

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