ポリネシアンセンター(その6)…2007年秋〜冬
2012-09-04


ジェシカ サイキ著、池田年穂、倉橋洋子訳
『プルメリアの日々  ジェシカ・サイキ短篇集T』
西北出版、1994年

<混血>
 傷ついたサンダース一家は、二番目に選んだ、ルナリロの荒れ果てた家もある一区画の、古い木造家屋に落ち着いた。もっとも、そこはトムが働く研究所に行くには便利だった。セルマの学校も近くにあり、母親は歩いて行ける範囲内にある食料品店で買物が出来た。



 ポリネシアのダンスは延々と続いている。アテンドと通訳をしてくれた方がアイスクリームを買ってきてくれた。そのアイスクリームを食べながら、ショーをさらに見続ける。日本も含めて、アニミズム、シャーマニズムのようなものを取り入れる風土があるのだろうか。ハワイも含めて島に住む人にとっては海や山などの自然は最大の恩恵をもたらすものである一方、時には災いをもたらす存在でもあるのだろうか。

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