海の向こうの思い出
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ラブラヴチスァ(スロヴァキア)旅情(その10)…2016年夏
2017-01-12
ベドナール著、栗栖継 訳
『現代東欧文学全集 10 時間と分』
恒文社、1973年
〈揺籃〉
ジタはいきなり寒気に襲われたり、急に熱が出たような気がした。
これはホテルらしい。”Novy Most”のバスターミナルにも市街地にも近いから、ずいぶんと便利な場所にある。デジタル時計は7時11分を示している。バスに確実に乗るために、始発に乗ったから、ずいぶんと早く着いてしまった。最終的にはお城に行きたいが、旧市街も見どころのようで、そのあたりをぶらぶらと歩いてみようと思う。
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