海の向こうの思い出
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ブラチスラヴァ(スロヴァキア)旅情(その11)…2016年夏
2017-01-13
ベドナール著、栗栖継 訳
『現代東欧文学全集 10 時間と分』
恒文社、1973年
〈揺籃〉
ラドティーン裁判所で彼は勝訴した。
ドナウ川に沿って、ベンチがたくさん置かれ、街路樹や芝生もきれいに植えられている。朝の光を浴びて、美しい街並みが一層輝いて見える。もう少し時間が経てば、観光客も増えてくるだろうか。あるいは地元の人も出てくるだろうか。同じ場所でも、人がいる時といない時では雰囲気が全然違ってくる。
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